2015年09月12日

街路樹の幹の白い帯

中国の南京へ一人旅した時の、南京の街並みの街路樹。

南京の夏は、蒸し暑い(高温多湿)そうで、ほとんどの家にクーラーを見かけた。
申し訳ないですが、スラム化したような家にも、ク−ラーは、備えられていた。
中国の『火炉』(こんろ、かまど、ストーブ)には、必ず「南京」が登場する。それだけ、夏は暑い。

中国火炉.jpg

南京でのホテルでの朝食は、バフェにての食事。
大連駐在時のなつかしい「悠暢」のヨーグルトと牛乳を加えた朝食。

619朝食.jpg

そして、下を眺めると、マンションの間に植えられた街路樹。

169ホテル周辺の風景.jpg

綺麗な街並みである。

整備された街路樹で、街路を覆って緑のトンネルを作っているようだ。
これらの街路は国民政府の首都計画によって整備されたものと言われ、七十年以上の歳月を経ている。
これらの街路樹によって、高温多湿の南京の夏を、少しでもやわらげているのが分かる。

街を歩いていても、街路樹が豊富。

街の並木1_256大宮行へ.jpg

また、屋外の街路樹の下で涼をとって、マージャンを楽しむ風景も見かけます。

街のいこい_455太平北路を鼓楼へ.jpg

南京は、街の緑化に継続して力を入れており、南京の新聞「金陵晩報」にも話題として取り上げられている。

南京の新聞.jpg

ここで、駐在時の大連開発区でも、よく見かけた幹に白色の塗料が塗られた樹木。
これは、大連での風景。

大連3+5+Rev1.jpg

大連から約300km北の丹東でも、見られる白色の塗料が塗られた樹木。

IMG_0677Rev1丹東.jpg


南京でも歩いていて、よく見かけた。

南京の街路樹.jpg

また、南京の観光地でも見かけた。
さすが、国民政府の首都であった南京市。街路樹の雰囲気も歴史を思わせ、いい感じ。

玄武門+漢中門+明故宮.jpg


ところで、この街路樹の幹の地上から1mぐらいの高さまでの白い帯。

この風景は、中国の東北(大連など)から南へ、中国を越えて、ベトナム・タイ・インド、さらには、フィリピン、メキシコ、ウズベキスタンでも見かけるそうだ。

この樹木の幹の白い帯については、いろいろな説がある。

白い帯の理由.jpg

これらの説に対して、ネットで検索して、回答を探した。

すると、中国南部の広西壮族(チワン族)自治区の農業庁の便りに、関係する記事があった。

広西+石灰水Rev3.jpg

この記事によると、冬に害虫が木に登って、木の幹の中に産卵し、翌年の木の成長を害する。
それで、木の幹に、「石灰水」を塗り、@凍傷予防、A殺菌、B害虫駆除の目的がある。とのこと。
@凍傷防止は、冬の温度差が大きくて、木の幹は凍って割れやすく、昼の太陽の光による日焼けを、白い色によって反射し、温度差を防ぎ、凍傷を防ぐとのこと。
木々の幹の石灰による「冬服」と説明されていた。

また、四川省の宜賓(ぎひん)の庭園部門の記事には、写真入りで説明されている。

宣賓.jpg

この記事では、石灰水を幹の1m高さまで塗り、石灰水による殺菌・害虫駆除を行う。
場合によっては、水胺硫燐と呼ばれている殺虫剤を少量、石灰水に加え、効果をアップさせるらしい。


以上の結果から、
樹木の白い帯は、石灰水を塗った跡であり、
・冬の間に害虫が地面から樹木に這い上がってくるのを防止
・虫が越冬のために樹皮に卵を産み付けるのを防止
・冬の乾燥した状態での樹皮の日焼けを防止
が、その効果であるらしい。

以上が、私の樹木の幹の白い帯の結論です。


posted by kazuohage at 06:16| Comment(0) | 日記
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